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再生医療:幹細胞上清液(エクソソーム)と脳梗塞治療、効果が出るメカニズムの解説

再生医療の可能性について、特に脳梗塞後遺症に対する幹細胞上清液(エクソソーム)を用いた治療がどのように作用するのかを掘り下げて説明します。脳卒中や脳梗塞の後遺症(麻痺、痙縮、しびれ、高次脳機能障害)に対する新たな治療オプションとして、この治療法がどのように効果を発揮するのか、具体的な症例を通じて見ていきましょう。

具体的な症例紹介

症例1:50代女性、脳梗塞後の筋肉のこわばり改善

50代女性の患者様は、脳梗塞の後遺症で左半身に強い筋肉のこわばりがあり、日常的な動作が非常に困難な状況でした。再生医療として幹細胞上清液を使用した治療を受けたところ、数週間で筋肉の緊張が徐々に和らぎ、腕や脚を動かしやすくなりました。

「最初は本当に動けないことが多くて、動かすことも痛かったの。でも治療を受けてから、少しずつ手足が軽くなっていくのを感じました。」

とのお声をいただいております。

その後、積極的にリハビリを行うことで、日常生活の動作が大幅に改善し、自力での移動が可能になりました。「いまでは自分で家の中を動けるようになって、とても嬉しいです。」と、笑顔で語っていました。ぜひ、動画もご覧ください。

症例2:40代男性、しびれとふらつき、ろれつの障害

50代の男性患者様は、多発性脳梗塞を発症し、小さい脳梗塞であったため症状は軽度でしたが、しびれやふらつき、ろれつの障害が見られました。日常生活は送れていましたが、転倒の危険を常に感じており、意識して動かないと不安定な状態でした。

患者様からは、

「ふらふらしてしまうので、いつも歩くのが怖かったんです。」

とご相談を受けておりました。

幹細胞上清液の投与を受けた後、1回の投与でしびれの感覚が4点から3点に軽減しました(VASスケール)。ろれつの問題も改善され気にならなくなりました。その後も3回の投与を続けた結果、ふらつきも改善し、現在ではVASスケールも0-1点になり、ご自身でもほとんど気になることがなくなり、安定して日常生活を送ることができています。

「今では、自分で安心して歩けるようになりよかったです」とお声をいただいています。

上清液点滴の様子

症例3:60代男性、2年経過した脳梗塞

60代の男性の患者様は、脳梗塞による高次脳機能障害で2年以上車椅子生活を送っていました。立ち上がりもままならず、トイレにいくのも奥様がかなり付きっきりになっていました。しかし、幹細胞上清液の治療とリハビリをしっかりと受けたことでスムーズに立ち上がることができるようになりました。

患者様からは、

「点滴してから力が入りやすいです。」

とお声をいただいております。

動画も見ていただくと、明らかに治療後から立ち上がりがスムースです。ロボットリハビリHALとの組み合わせでリハビリを行い、ご自身の立ち上がりがよくなり、立ち上がりの姿勢もとてもよくなっています。

症例4:40代男性、脳梗塞と高次脳機能障害

40代の男性患者様は、脳梗塞による高次脳機能障害で1年以上車椅子生活を送っていました。しかし、幹細胞上清液の治療を受けたことで車椅子から離れることができ、自分の意思で膝を動かせるようになりました。「自分の足を動かせるようになった瞬間は、本当に夢のようでした。」とおっしゃっていたのが印象的でした。

高次脳機能障害イメージイラスト

その後、点鼻治療も行った結果、計算問題を解くスピードが向上し、奥様との会話の際の反応も良くなりました。

患者様からは、

「計算をしていても前より早くできるし、妻との会話もスムーズになってきました。妻からも『最近、本当に元気になったね』って言われます。」

とお声をいただいております。

さらにリハビリを進め、現在は復職への一歩を目指しています!「リハビリのおかげで少しずつ体が元に戻ってきて、また仕事に戻れるかもしれないという希望が持てるようになりました。これからも前向きに頑張っていきます。」と、力強く語っていらっしゃいました。

ぜひyoutubeもみてください。

上清液・エクソソームが脳卒中に対してどのように作用するのか?

実は、生きている神経に新しいネットワークを「再生」しているのです。

脳卒中で損傷を受け死んでしまった細胞を生き返らせることはできません。そのため、細胞移植を移植したとしても、神経に置き換わることはできません。しかし、幹細胞から分泌される成分が体内の修復を助けることで、瀕死の神経細胞を復活させたり、生き残っている細胞を活性化させることで新たなネットワークの形成を促す可能性があります。再生医療は、傷んだ神経を「新しく作り直す」のではなく、まだ生きている神経を「修復」し、新しいつながりを作ることを目指しています。

幹細胞上清液で改善が期待される症状

動きの改善・筋肉のこわばりの緩和

再生医療により、まず筋肉のこわばりが改善され、これによりリハビリの効果が向上します。筋肉の柔軟性が戻ることで、より自由に体を動かすことができるようになり、生活の質が向上します。

しびれの改善

脳卒中によるしびれは治りにくい症状ですが、再生医療により改善する可能性があります。例えば、指先や足先のしびれが軽減されたという患者様の声もあるように、QOLが改善が期待できます。

脳の機能障害の改善

注意力や計算能力、反応速度などの改善も期待できます。ぼんやりとした感じが減少し、集中力が高まったという患者様の声もあります。日常生活において、例えば会話の際の反応が速くなったり、簡単な計算がスムーズに行えるようになるなどの変化が見られます。

再生医療とリハビリテーションの重要性

脳卒中治療において重要なのは、再生医療だけでなく、リハビリテーションと組み合わせることです。再生医療のみでは効果が限定的であることが多いため、リハビリとの相乗効果が重要です。当院でも、再生医療を受けた患者様には積極的にリハビリを推奨しています。

例えば、筋肉のこわばりが強くリハビリが困難な患者様も、再生医療によりこわばりが改善され、リハビリを再開することができたケースがあります。実際、再生医療とリハビリを組み合わせたことで、車椅子から杖歩行へと回復された患者様もいらっしゃいます。

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再生医療がもたらす未来像

再生医療は、これまで治療が難しかった脳梗塞の後遺症に対して新たな希望をもたらします。幹細胞培養上清液を用いることで、損傷した神経細胞の回復を助け、生き残っている細胞の働きを活性化させることで、生活の質を向上させることが期待されています。

当院では、患者様一人ひとりに寄り添い、再生医療とリハビリを組み合わせた治療を提供しています。患者様が再び自信を持って日常生活を送ることができるよう、これからも最善の治療を追求してまいります。

なぜ再生医療が効果的?脳卒中:ひとのわメディカルの事例紹介1

ひとのわメディカルの強み

  • 難病に効果のある上清液の開発
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瀨田 康弘

ひとのわメディカル 院長|再生医療認定医

神経疾患・難病への再生医療アプローチを専門とする。ALS特定臨床研究(jRCT031230731)の主研究者。